雑記

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西洋美術館のチュルリョーニス展・北斎展を見てきました。 #美術館

チュルリョーニス展
展覧会の名前がうまく言えなくて今もカンペを見ながら打ち込んでる。
メインビジュアルから建築物や無機物主体の精緻な絵が多いんだろうなと思っていたのだけど、ふんわりした描写と光沢の描写が印象的な展覧会でした。人物画・抽象画も多くて、300点近く制作しているのに実際の風景を描いたものは1連作しかないとありました。
もともと音楽の勉強をしたプロ作曲家が突然絵の制作を始め、6年で300点余りのテンペラ画を制作したとのこと。み、見習いて~。テンペラは油ともパステルとも違う柔らかさが素敵で、とくに空と雲の混じる淡いピンク色が印象派を思わせてきれいでした。
一番好きな絵は「おとぎ話Ⅲ」三連画の最後の一枚で、逆光を浴びる王女を描いたもの。後ろに天使を従え?画面の前方には柱が乱立、逆光が実際に見ると本当にギラギラと力強かった。王女のかぶってる冠が想像する低い山状のではなく、とげがピュンピュンと突き立った形なのも地域性でるなと思いました。
最後に置いてあった「レックス(王)」も良かった。前面銅色の光沢で光っていて、描かれているのは多分立つ王とその王を内包する巨大な王。上方では沢山の天使が王に礼をとり、中央の水平線には沢山の太陽が昇ろうとしている。また、王の前方画面の下部には地球が描かれ王の統治を待っている…。
合同開催なので展示数が少ないながらも満足感の高い展覧会でした。チュルリョーニスの作曲した音楽も流れており(交響曲なので盛り上がる)、他の展覧会でも関連する曲流してほしいなと思いました。解説だけでなく曲を流す端末貸し出してくれたら嬉しいな。
悲しかったのは「おとぎ話Ⅲ」のグッズがなかったところ。「レックス」の大判プリントもないと気づいたときは商売しろー!と怒りました。必要でしょ…。

北斎展
冨獄三十六景48枚(?)を一挙公開。小さめの部屋にぐるっと飾ってありました。それを差し引てもチュルリョーニス展より混んでたんじゃないかな。平日であれなら休日の様子を想像するのも怖いです。
版画の中でも最初期に刷られた線が際立つものばかり集めているそうで、どれもくっきり見ごたえがありました、構図も面白いし本を買って勉強するのもいいなあ。版画の紺色表現が好きなのですが、やっぱり紺刷りが流行った時期もあったようで空や海だけでなくいろんなところに紺色を挟んでいて商業を感じました。すごすぎる。
北斎は70年の生涯のうち50年絵を描いていたらしく、36歳で亡くなったチュルリョーニスとの差が際立ちます。なぜこの二人の展覧会を同時に?
「隅田川関屋の里」の水の表現がよかったです。「信州諏訪湖」を見て、高瀬舟ってこんなに大きいの?と知れたのも収穫。

常設展の銅版画スペースの企画は作家による作家の肖像・自画像。銅版画の線の表現は好きだ。銅版画はやらないにせよ描画は真似してみたい。
美術館のショップで写本のブックカバーとしおりを購入。中世の写本って独特の顔つきをしているからグッズ化してくれるのは嬉しい。なんの写本か分かってないけど。
やっぱり美術館は楽しいです。次はアンドリュー・ワイエスかウジェーヌ・ブーダンを見に行く予定。畳む
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